作り方Ⅱ:屋根編
今回は、屋根の作り方をご紹介します。いよいよ雨風をしのげる本格的な構造に入ってきました。

まず、屋根の土台には「ジョイパネ」という合板を使用しました。これは小屋の壁にも使った素材で、軽くて加工しやすいのが特長です。その上に、防水のための「ルーフィング」というシートを敷きます。これは雨の侵入を防ぐ重要な工程です。
次に、ルーフィングの上から角材(屋根の下地)を一定の間隔で打ち付けていきます。特に入り口側の角材は少し長めに出して取り付け、軒下のスペースを確保しました。ちょっとした雨よけにもなるのでおすすめです。

屋根材には「オンデュリン」という軽量な波板を選びました。これもDIYで扱いやすい素材で、専用のフタ付きビスを使って、先ほど取り付けた角材にしっかり固定していきます。

屋根の後ろ側は、雨水が外に流れるように、屋根材を少し外側に張り出すようにしました。見た目にも自然で、実用性もバッチリです。

屋根を張り終えると、ようやく中に資材を置けるようになります。それまではブルーシートで養生していましたが、これでぐっと作業がしやすくなりました!
次回は、小屋作りの仕上げに向けてさらに進めていきます。